赤ちゃんの発育と葉酸について

様々な効果のある成分である葉酸ですが、特に注目されているのが、胎児の発育への影響です。

 

大人の体の中では、タンパク質の代謝が葉酸の主な働きです。
タンパク質が代謝されなければ、代謝などが下がってしまうので欠かすことのできない食材です。
新陳代謝の低下は、肥満などにもつながってしまいます。

 

タンパク質以外にも、ビタミンの代謝にも葉酸は欠かすことができません。
ビタミンは体の調子を整える成分なので、葉酸不足によってビタミンの代謝が行われなくなると、体に不調が出てしまい、病気になりやすくなってしまいます。

 

では、胎児に葉酸が重要な成分なのはどうしてなのでしょうか。
ご紹介したいと思います。

 

■細胞分裂をするのに欠かすことができないのが葉酸です

 

葉酸の働きに、核酸の合成というものがあります。
核酸は、細胞分裂を促進させる効果があります。

 

細胞分裂というのは、ひとつの細胞が分裂して、増えていくことです。
この働きによって、胎児は受精卵から人へと姿を変えていきます。

 

つまり、細胞分裂が盛んに行われることで五体満足の体を手に入れることができるのです。
葉酸をきちんと摂取しておかなければ、赤ちゃんに障害が出てしまう可能性が高くなってしまうと言えます。

 

他にも、葉酸は赤血球を作る際にも必要です。
血液は体を巡る、生きる上で重要になってくる物質なので、葉酸をしっかり摂取して、胎児が十分に心臓などが発達するよう促してやる必要があります。

 

■葉酸によってDNAが作られる

 

細胞分裂の際、新たに作られる細胞へとDNAの情報が伝わることで、正常な細胞が作られます。
そのため、葉酸をしっかり摂っておかないと、次の細胞へとDNA情報がきちんと伝わらない恐れがあるのです。

 

では、DNA情報がきちんと伝わらなければ、どうなってしまうのでしょうか。
健全な細胞が作られず、異常性を持った細胞が作られてしまいます。
良く知られている一例が、ガンです。

 

胎児にそのような影響が出てしまうと、先天性異常をもって生まれてきてしまう可能性があります。

 

妊婦であれば、自分の分に加えて、胎児にもしっかり葉酸が行き渡るように、多くの葉酸を摂取するよう心がけなければなりません。